「新人の頃は、毎日わくわくしながら仕事していたのに・・・」など、仕事や恋愛がいつのまにか退屈になったという覚えはありませんか。

そんなあなたに質問です。

なぜ、あなたはその仕事をはじめようと思ったのですか?
おそらく、「その仕事にやりがいを感じたから」といった答えになるのではないでしょうか。

では、仕事に疲れてしまっているときに「なぜ続けているのですか?」と聞かれたらどう答えるでしょう?
おそらくは「お金を稼がないといけないから」といった答えになるのではないでしょうか。

仕事に退屈してしまっている原因はまさにここにあります。

人間の動機には2種類あり、それこそが「内発的動機付け」と「外発的動機付け」なのです。

「その仕事にやりがいを感じたから」は「内発的動機付け」で、自立した生き物である人としての、自分の中からあふれ出る衝動によって起こす行動。
「お金を稼がないといけないから」は「外発的動機付け」、怠惰な生き物である人としての、外から与えられる理由によって起こす行動。
人間は誰しもこの両側面を持っています。
ですから、「内発的な動機付け」で始めた仕事や恋愛も、時間がたてば飽きたり疲れてくることがあるのです。

「惰性で動いているな」と感じたときは、少しでも仕事や子いぼとの未知の部分への興味を向けてみたり、もう一度、始めたてのころの「内発的動機付け」を思い出してみることです。