心理学者ジョセフとハリーが考案した「ジョハリの窓」では、自分の知らない自分の情報は4つに分類されるといいます。

「自分も他人も知っている解放された窓」「自分では気付いていないが他人が知っている自分」「自分は知っているが他人には隠している自分」「自分も他人も知らない未知の自分」の4つ。

これを応用した、褒め上手になるためのテクニックをご紹介します。
本人に自覚のある部分を褒める「自己確認」と、本人の知らない部分を褒める「自己拡大」です。美人で有名な人に「きれいですね」と言えば、相手にとっては「自己確認」にはなりますが、「気が利くね」と言えば「自己拡大」になります。一般的に「自己拡大」のほうが何倍も嬉しく感じるもので、それが外見でなく内面的なものであればなおさらです。
相手の好感度を上げたいときなどは「自己拡大」の褒め方をするといいでしょう。