あ いまいな表現をよく使う人がいます。

「なんか」「かも」「みたいな」「っていうか」「って感じ」のような言い方を多用すると、
結局何が言いたいのかわからなかったり、本心が見えづらかったりするものです。

このような人は、自己主張が苦手で、人の意見に左右されやすい面があると言えます。

相手の反応を気にするタイプであり、まわりと対立をしたくないという気持ちをもっています。

そのため、はっきり主張することを避け、否定されたり意見が違ったりしても、無難にやり過ごせるようにしているのです。

こうした人に対して、「で、結局どう思ってるの?」などと、問いつめるのはあまり得策ではありません。

相手から逃げ道を奪ってしまうと、かえって萎縮してしまうかもしれません。

さりげなく方向性を示してあげるほうがよいでしょう。

あいまい表現は、比較的若い世代に多く使われています。

友達同士のやりとりなら問題はないでしょうが、ビジネスの場面でこうした言葉を使うと、相手を不愉快にさせたり、
不真面目な印象を与えてしまったりするものです。