カテゴリー「 日常行動のナゾを解く 」の記事

30件の投稿

試験当日に、「忙しくて全然勉強できなかった」などと、やる前から「できない理由」をアピールする人がいます。 心理学では、わざとダメだったときの言い訳をつくることを「セルフ・ハンディキャッピング」と呼びます。 代表的なのは、 …
ふだんはやさしくて気遣いもできるのに、ハンドルを握ると別人になったかのように口が悪くなる人がいます。 狭い車内でそのような事態が起こると、びっくりしてしまいます。なぜハンドルを握ったとたん横暴になってしまうのかというと、 …
カメラを向けられると「他人の目」を意識します。 それと同時に、「他人の目を通した自分」も強く意識させられます。 社会学者クーリーは、これを「鏡映的自己」と呼びました。 「自分とはどういう人間か」を知るには、他人の存在も重 …
あ いまいな表現をよく使う人がいます。 「なんか」「かも」「みたいな」「っていうか」「って感じ」のような言い方を多用すると、 結局何が言いたいのかわからなかったり、本心が見えづらかったりするものです。 このような人は、自 …
苦手な人と接するときや、話の輪に入れないときなど、居心地の悪さを感じている状況で、つい腕組みをしていませんか? 腕を組むというのは、「壁」を作ろうとする行為。 相手と自分の間に腕を置けば、パーソナルスペースが広がります。 …
好きな色には、その人の心理状態があらわれると言われています。 色の好みは、年齢や環境の変化によっても変わるものなので、どこかで大きく色の好みが変わったとしたら、それはあなたにとって人生のターニングポイントかもしれません。 …
人は皆、「まわりの人と同じでいたい」という気持ちと、「まわりとは違っていたい」という気持ちを併せもっています。 流行には、こうした心理が絡み合っています。 社会学者のロジャーズは、流行が広まっていく様子を 5 つの過程に …
子どもの頃、あ こがれのヒーローやヒロインの真似をした人は多いでしょう。 自分にとって理想的な対象を見つけ、その行動・服装・表情などを真似ることによって、その相手と一体化した気持ちになることを、 心理学では「同 一化」と …
顔や名前以外のさまざまなことは思い出せるのに、名前だけ出てこない、ということはよくあることです。 これはなぜかという話の前に、記憶について研究したヒグビーの理論を紹介しましょう。 彼は、記憶や学習において重要なことを 7 …
怒りには、原因となる感情が隠れています。 自分では意識していない場合でも、「出来事→ある感情→怒り」のように、何らかの感情が先にわいているのです。 なぜ、怒りがわいてくるのかというと、自分の期待どおりにならないから。 相 …
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