好きな色には、その人の心理状態があらわれると言われています。
色の好みは、年齢や環境の変化によっても変わるものなので、どこかで大きく色の好みが変わったとしたら、それはあなたにとって人生のターニングポイントかもしれません。
色の好みには、色から想されるイメージが関連しています。
例えば、白は「純粋」「清潔」「すがすがしい」といったイメージをもたれることが多い色です。
そのため、白を好む人は、そういったイメージで見られたいという願望を無意識にもっていると考えられます。
こうした「色のイメージ」はさまざまな場面で活用されています。
例えば、病院で白が多く使われるのは、「清潔さ」をイメージさせるため。
しかし、白だけでは無機質な感じがしてしまうので、近年は淡いクリーム色やピンク色も効果的に取り入れ、「親しみ」や「やさしさ」も感じさせるように配慮されています。
このように、色は内面をあらわすだけでなく、色が内面に影響を与えることも多くあります。
真夏に赤いインテリアの部屋で過ごすと、通常より暑く感じてしまうでしょう。
色と心は深くつながっているのです。
PART 1
日常 好きな色で性格がわかる?
色彩心理について研究した意外な人 物に、ドイツの小説家ゲーテもいます。
彼は晩年、約 20 年かけて『色彩論』と いう本を書き、これが色彩心理学の先 がけと考えられています
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