ふだんはやさしくて気遣いもできるのに、ハンドルを握ると別人になったかのように口が悪くなる人がいます。

狭い車内でそのような事態が起こると、びっくりしてしまいます。なぜハンドルを握ったとたん横暴になってしまうのかというと、
車と自分を同一化し、日頃ため込んでいたストレスが噴き出してしまうため。

人間よりも大きく、パワーがある車を操ることは、まるで自分自身が強くなったかのような錯覚につながります。

さらに、車内という守られた空間にいることで、心のバリアも解けやすくなります。

運転中に暴言を吐く人は、ふだん欲求やストレスを発散させられず、我慢しているのかもしれません。

もしも、こうした行動をやめてほしいなら、「窓を開ける」ことをおすすめします。

車と外の世界との境界がなくなり、車というバリアの力が弱くなるため、それまでの強気な気持ちが揺らぐはずです。
外に声が漏れてしまうことも気になり、静かになるでしょう。

ただし、あまり厳しく禁じると、ストレスを実生活で発散することになるかもしれません。
ある程度は聞き流し、放っておいてあげるのもやさしさのうちです。