あなたのまわりに、冗談が通じない人、冗談を真面目に受け止めてしまう人はいませんか?  

あまりにま っすぐな反応が返ってくると、「冗談など言わなければよかった」と後悔することもあるでしょう。

冗 談とは、いわばユーモアのある「嘘」。

基本的にはその場を楽しい雰囲気にしてくれるものですが、誰にでも通用するとは限りません。

特に、たやすく人を信じるタイプは、冗談を真に受けてしまうこともあります。

ある心理学の調査では、「嘘を信
じ込みやすい人」と「想像力が豊かな人」には、強い相関関係があることがわかったそうです。

想像力の高さゆえ、さまざまな話をリアルに思い描き、現実であるかのように思う
のです。

人は、リアルに想像すればするほど、それを現実のものとして考えてしまう傾向があります。

また、人に興味がないタイプにも、冗談が通じないことがあります。
コミュニケーションを単なる情報のやり取りととらえ、柔軟なコミュニケーションが苦手な人です。

このほか、冗談を共有するための知識や経験がない場合や、「相手は冗談など言わないタイプ」という思い込みがある場合なども、冗談が通
じないケースとして考えらえます。