人の心を動かす言葉とは

心理学には「好意の返報性」と呼ばれる言葉があります。
人間の心は、相手から向けられた好意の量と同じだけの気持ちを返すようにできているという意味です。

つまり、相手への好意や関心をうまく伝えることができれば、相手も自分に好意をもってくれる可能性が高まります。

相手への好意をさりげなく表現するには、次のようなセリフが効果的です。

例えば、「この前、○○が好きって言ってたよね」などと、相手の言動を話題に出すこと。
自分のことを覚えてくれていると、誰でもうれしくなりますよね。

これは実際の言動でなくても、夢の中の話でも同じこと。

「昨日、夢に出てきたよ」と言われると、たかが夢とわかっていても、
自分に関心がある証拠のように思えて、相手はドキリとするはずです。

ほめるときは、相手が気づいていない意外なところをほめること。
自己拡大がうながされるため、相手は幸せな気分になるでしょう。

そういう意味で、「ふしぎな人だね」というのも、ほめ言葉として使えます。

しかし、何より大切なのは、自分なりの言葉で素直に気持ちを表現すること。

相手の心に響くのは、そんな素朴で正直な言葉なのです。

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「わかりやすい人」「○○な人」と、 相手を決めつける言葉は要注意。場合 によっては底が浅い人間だという意味 になり、相手を不愉快にさせます。