アメリカの精神科医ダンケルは、大勢の人を調査し、寝相と性格の関係を導き出しました。
その興味深い研究結果を紹介します。

まず、あおむけでゆったりと構えて寝る「王様型」は、その姿からもわかるとおり、おおらかで堂々とした性格。

隠しごとをするのは得意でなく、まわりに対してオープンです。

これに対して「うつぶせ型」は、几 帳 面で真面目。

計画的に物事を進めることが得意です。

ただし、何事も自分の思いどおりに進めたいという自己中心的な面もあります。

横向きで体を丸め、胎児のような姿勢で寝るのは、「胎児型」。

このタイプは、誰かに守ってほしい、甘えたいという依 存心がやや強め。
自分の殻に閉じこもりやすい一面もあますが、気を許した相手とは、深くわかり合おうとします。

ダンケルの調査において、最も多かったのがこのタイプだそうです。

同じ横向きでも、ひざを少し曲げた状態で眠る「半胎児型」は、寝返りをうちやすい寝相からもわかるよ
うに、バランスの取れた性格。
ストレスをため込まず、気持ちが安定している人が多いそうです。