カメラを向けられると「他人の目」を意識します。 それと同時に、「他人の目を通した自分」も強く意識させられます。 社会学者クーリーは、これを「鏡映的自己」と呼びました。 「自分とはどういう人間か」を知るには、他人の存在も重 …
あ いまいな表現をよく使う人がいます。 「なんか」「かも」「みたいな」「っていうか」「って感じ」のような言い方を多用すると、 結局何が言いたいのかわからなかったり、本心が見えづらかったりするものです。 このような人は、自 …
苦手な人と接するときや、話の輪に入れないときなど、居心地の悪さを感じている状況で、つい腕組みをしていませんか? 腕を組むというのは、「壁」を作ろうとする行為。 相手と自分の間に腕を置けば、パーソナルスペースが広がります。 …
好きな色には、その人の心理状態があらわれると言われています。 色の好みは、年齢や環境の変化によっても変わるものなので、どこかで大きく色の好みが変わったとしたら、それはあなたにとって人生のターニングポイントかもしれません。 …
人は皆、「まわりの人と同じでいたい」という気持ちと、「まわりとは違っていたい」という気持ちを併せもっています。 流行には、こうした心理が絡み合っています。 社会学者のロジャーズは、流行が広まっていく様子を 5 つの過程に …
子どもの頃、あ こがれのヒーローやヒロインの真似をした人は多いでしょう。 自分にとって理想的な対象を見つけ、その行動・服装・表情などを真似ることによって、その相手と一体化した気持ちになることを、 心理学では「同 一化」と …
顔や名前以外のさまざまなことは思い出せるのに、名前だけ出てこない、ということはよくあることです。 これはなぜかという話の前に、記憶について研究したヒグビーの理論を紹介しましょう。 彼は、記憶や学習において重要なことを 7 …
怒りには、原因となる感情が隠れています。 自分では意識していない場合でも、「出来事→ある感情→怒り」のように、何らかの感情が先にわいているのです。 なぜ、怒りがわいてくるのかというと、自分の期待どおりにならないから。 相 …
嘘を見抜くのは難しいものですが、手がかりがないわけではありません。 まずあやしいのは、会話のテンポが落ちるパターン。質問に対して「どうしてそんなこと聞くの?」と聞き返したり、必要最小限のことし か答えなかったりする場合で …
思いやりのある嘘から悪意のある嘘まで 私たちは、実は日々多くの嘘 をついています。 気の乗らない誘いを「予定があるから」と断ることもあるでしょう。 友人と観た映画がおもしろくなくても、「おもしろかったよね」と言われれば、 …
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