心理学の歴史は
まだまだ短い

はるか昔、プラトンやアリストテレスなど、古代ギ
リシアの哲学者たちも、「ココロ」について考えていた
ことがわかっています。

ですが、心理学が学問として発展しはじめたのは、
19世紀になってからのこと。

心についての探求は、それまで主に哲学の世界でされて
いましたが、次第に科学的に心をとらえようとする動
きが高まります。

近代心理学のはじまりは、ヴントがライプツィヒ大
学で「実験心理学演習」という講義をはじめたときだ
とされています。

ヴントは、哲学的なアプローチでは
なく実験や観察によって心を解き明かそうとしました。

彼のもとには各国から研究者が集まり、ヴントは「実験心理学の父」と呼ばれました。
いまでは心理学で心が科学的に研究されています。