苦手な人と接するときや、話の輪に入れないときなど、居心地の悪さを感じている状況で、つい腕組みをしていませんか?
腕を組むというのは、「壁」を作ろうとする行為。
相手と自分の間に腕を置けば、パーソナルスペースが広がります。
私たちは、緊張や不安を感じているときや、相手に対する拒絶感があるとき、このような行動で自分を守ろうとすることがあります。
腕組みのほかにも、二の腕にさわることも同様です。
専門的には、腕や脚を開いている形を「オ ープンポジション」と呼び、 内側にクロスする形を「クローズドポジション」と呼びます。
リラックスして心を開いているときはオープンポジション、
緊張感や警戒感、拒絶感をもっているときはクローズドポジションをとる傾向があります。
つまり、相手が腕を開いていれば、リラックスして打ち解けている可能性が高いということです。
また、手についても同じことが言えます。
例えば、手のひらを見せていれば心を開いており、指を組んでいたり固く握りこぶしを作っていたりすれば、緊張感や拒絶感をもって
いる可能性が高いでしょう。
人は、無意識のうちにしぐさの メッセージを受け取っています。
相手の気を引きたいときや、警戒 心を解きたいときは、オープンポ ジションを意識して、体をゆった りと大きくかまえてみましょう
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